2007年 07月 24日
ウルシダイスキ
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何重にも重ね塗りした漆を研ぐ作業は、下手すればやり直しが効かない一発作業なだけに、何度やっても緊張感が有る。もちろん、漆を塗る前にある程度は完成時の色合いをイメージしながら色を重ねて行くワケだけど、なかなか思った通りには仕上がらない事が多く、自分でも思ってもいなかった色合いに仕上がったりして、逆に言えばその意外性が研ぎ出しの面白さなのかも知れない気がする。
な、感じの漆の研ぎ出し。塗りの回数も多く、又、乾燥時間も長くて完成までに時間が掛かり過ぎるのが難点と言えば、難点なんだけど・・・・
漆の研ぎ出しでしか出せないこの独特な雰囲気は、やっぱり魅力的だと思う。
by Jun-Freestle
| 2007-07-24 23:11
| フライの話し